損害額,算定

[2]傷害

1.積極損害

(2)治療関係費

g.諸雑費

g-1入院諸雑費

療養に直接必要のある諸物品の購入費(氷、吸呑など)または使用料(テレビ、ふとん、かやなど)、栄養費(牛乳、たまごなど)、通信費など入院1日につき1000円が認められます。

なお、立証資料などにより1000円をこえることが明らかな場合は、社会通念上必要かつ妥当な実費が認められます。

g-2通院または自宅療養中の諸雑費

必要とみとめられるものについて、妥当な実費が認められます。

なお、療養のための間接的費用、たとえば見舞客の接待費、快気祝いの費用などは認められません。

また、退院後日常生活において使用できるもの、たとえば炊事用具、寝具、てれび、ラジオなどの購入費は、認められません。

h.温泉療養費

医師がその必要性を認め、かつ、医師の指導のもとに医療関係機関の付属療養所などにおいて療養する場合に限り、妥当な実費が認められます。

医師の単なる指示、または意見により温泉療養を行うことがありますが、この場合は認められません。

i.柔道整復、マッサージ費用

柔道整復、あんま、マッサージなどについては、必要かつ妥当な実費が認められます。

はり、きゅう、指圧の費用については、原則として医師が必要と認めた場合に認められます。

j.義肢などの費用

義肢、義歯、義眼、眼鏡、松葉づえ、補聴器、その他身体の機能を補完するための用具の費用については、医師が必要と認めたばあいに限り、妥当な実費が認められます。

また、これらの用具が、自己のため破損した場合は、妥当な修繕費、購入費が認められます。

k.文書料

診断書、診断報酬明細書、後遺障害診断書、交通事故証明書、印鑑証明書、住民票など請求に必要とする枚数につき、その実費が認められます。

(3)その他の費用

a.遠隔地で事故が発生した場合、近親者の現地までの交通費および宿泊費。

たとえば、遠隔地で子が重傷をおった場合、父、または母の現地までの必要かつ妥当な交通費および宿泊費が認められます。

b.学生・学童が治療のため入学延期または留年した場合の授業料など必要かつ妥当な実費が認められます。


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