自動車事故と損害賠償保険

自動車保険の普及

我が国における自動車保険の普及については、その普及率は年々上昇していますが、まだ十分普及しているとはいいがたい状況にあります。

保険だけでなく、交通事故弁護士相談もまだまだ敷居が高いと感じている人が多く、気軽なサービスとはいえません。

平成4年度でみると、対人賠償の普及率は68.2%(対前年1.0%増)と10年連続して60%台を維持し、自動車保険の中でも最も広く普及しており、その推移においては、微増傾向を示しています。

対物賠償の普及率は67.3%(対前年1.0%増)で、対人賠償に次いで広く普及しており、その推移も微増傾向を示しています。

車両の普及率は28.4%%(対前年1.8%増)で、自動車保険の中では低い普及率となっていますが、近年においては、担保内容を限定した低料率の契約方式(車両限定A特約、車対車特約等)の創設やSAPの発売等により、普及率が大きく増加するに至っています。

また、各保険担保種目の普及率を車種別にみると、車種別に相当な格差があることがわかります。

自動車保険の地位

前週縫う保険料にしめる自動車保険・自賠責保険の割合は、非常に高くなっています。平成3年度には、自動車46.4%、自賠責10.3%、合計56.7%となり、保険種目の中では、最大の地位を占めています。

任意自動車保険の平成3年度収入保険料は2兆9047億円で、前年度に比べ3423億円、13.4%の増加となっています。

これは、平成3年7月の料率改定により保険料率を引き上げたこと、自動車保有台数の増加、任意自動車保険の普及率の向上、保険金額の高額化、自家用自動車総合保険(SAP)の普及などの要因によるものと考えられます。


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